2024年度(第56回)倉田奨励金は、選考委員会による厳正な審査の結果、39名の研究者に対する助成を決定しました。贈呈式は2025年3月3日に執り行います。
受領者一覧、および採択研究テーマの概要は下記をご覧ください。
部門 | 分野 | 採択数 |
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自然科学・工学研究部門 | エネルギー・環境 都市・交通 健康・医療 |
7 4 17 |
人文・社会科学研究部門 | ― | 11 |
奨励金 No. |
氏名 | 所属 | 職位 | 研究テーマ | 研究 期間 |
研究概要 |
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1614 | 岩ア 孝紀 | 東京大学 | 准教授 | 硬質ポリウレタンのケミカルリサイクル手法の開発 | 2年 | |
1615 | 小畑 圭亮 | 東京大学 | 講師 | 酸性環境CO電解還元のための電解質アニオン添加によるCu触媒構造制御 | 2年 | |
1616 | 李 庶平 (他1名) |
東京大学 | 特任研究員 | 陸面モデルにおける丘陵斜面の気候不均一性の表現による陸水推定の改善 | 1年 | |
1617 | 田中 健太 | 岡山大学 | 助教 | 可視光を活用できる安定性の高いイオン性有機光触媒の開発 | 1年 | |
1618 | 塚本 孝政 (他1名) |
東京大学 | 講師 | 原子クラスターの固有原子配列を利用した高効率CO2変換 / H2生成触媒の開発 | 2年 | |
1619 | 土屋 康佑 | 東京大学 | 准教授 | ポリペプチドを基盤としたケミカルリサイクル可能なポリアミド材料の開発 | 2年 | |
1620 | 中山 亮 (他5名) |
東京大学 | 特任助教 | 金属有機構造体を正極に用いた全固体Li電池の開発 | 1年 |
奨励金 No. |
氏名 | 所属 | 職位 | 研究テーマ | 研究 期間 |
研究概要 |
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1625 | 淺原 孝 (他2名) |
岡山大学 | 助教 | 光子計数型CT装置を用いた被写体の組成分析技術の循環器領域利用に向けた研究 | 1年 | |
1626 | 大原 悠紀 (他2名) |
名古屋大学 | 特任助教 | マイクロ・ナノプラスチックがマイクロバイオームを介して発がん、発育に与える影響の解明 | 1年 | |
1627 | 小川 正太郎 (他5名) |
東京大学医学部附属病院 | 病院診療医 (大学院生) |
新規開発ハイドロゲル素材を用いた末梢神経再生治療法の確立と臨床応用 | 1年 | |
1628 | 加藤 元康 (他4名) |
順天堂大学 | 助教 | 熟成ニンニク抽出液を用いた特発性肺線維症急性増悪治療の試み | 1年 | |
1629 | 岸 雄介 | 東京大学 | 准教授 | 新規老齢脳特異的マイクログリアの同定とその機能解析 | 2年 | |
1630 | 木瀬 孔明 | 東京大学 | 特任准教授 | クライオ電顕構造情報とAIを組み合わせた次世代創薬技術の開発 | 2年 | |
1631 | 齋藤 卓 | 愛媛大学 | 准教授 | 分子化学反応のリアルタイム計測を可能にする蛍光偏光顕微鏡の開発 | 1年 | |
1632 | 島袋 将弥 | 東京科学大学 | 助教 | 局所温度制御に基づく抗菌性チタンインプラントの新機能開拓 | 1年 | |
1633 | 中川 草 (他3名) |
東海大学 | 准教授 | 環境水からのニドウイルス目ウイルスの網羅的探索 | 1年 | |
1634 | 鍋倉 宰 (他3名) |
愛知県がんセンター研究所 | 分野長 | 記憶細胞分化とがん免疫の抑制因子を標的とした次世代CAR NK細胞の基盤技術の開発 | 1年 | |
1635 | 羽鳥 恵 | 名古屋大学 | 特任准教授 | 食事時間が全身恒常性維持と健康に与える影響の統合オミクス解析による理解 | 2年 | |
1636 | 早河 翼 (他1名) |
東京大学医学部附属病院 | 講師 | 癌細胞特異的糖鎖の網羅解析と治療応用〜糖鎖工学と医学の融合 | 1年 | |
1637 | 廣瀬 亮平 | 京都府立医科大学 | 講師 | 正確かつ簡便なウイルス定量を実現するシュードプラスチック性を有する流体重層材の開発 | 1年 | |
1638 | 松居 翔 | 京都大学 | 助教 | 糖質摂取行動のエピジェネティクス的制御機構の解明 | 1年 | |
1639 | 森下 英晃 (他2名) |
九州大学 | 教授 | オートファジーによる腫瘍形成抑制効果の分子基盤の解明 | 2年 | |
1640 | 山田 泰之 | 法政大学 | 准教授 | 放射線散乱抑制形状を実現するための金属粉体含有3Dプリント用樹脂材料の研究開発 | 1年 | |
1641 | 若林 里衣 | 九州大学 | 准教授 | 超分子ダイナミクスの制御とドラッグデリバリー応用 | 1年 |
奨励金 No. |
氏名 | 所属 | 職位 | 研究テーマ | 研究 期間 |
研究概要 |
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1642 | 江口 真規 | 筑波大学 | 助教 | 女性作家による文学と科学の対話:有吉佐和子『複合汚染』を中心に | 1年 | |
1643 | 柏ア 郁子 | 東京女子医科大学 | 講師 | 〈延命〉と呼ばれる科学技術の具体的内容とその価値に関する生命倫理学的分析 | 1年 | |
1644 | カルシガリラ イアン |
東京外国語大学 | 研究員 | 民主主義と独裁政治において、人員動員がどのような影響を及ぼすか: 体制存続メカニズムにおける技術的空間 | 1年 | |
1645 | 佐藤 桃子 | 理化学研究所 | リサーチアソシエイト | 日本における消費者直販型の遺伝祖先検査に関する倫理的検討 | 1年 | |
1646 | 高橋 卓也 (他1名) |
滋賀県立大学 | 教授 | 近世・近代の日立・別子鉱山開発の環境影響:科学技術はどのように役立てられたか? | 1年 | |
1647 | 茶谷 直人 (他1名) |
神戸大学 | 教授 | パーソナルデータの収集・利用における適切なインフォームド・コンセントに関する研究 | 1年 | |
1648 | 続木 梨愛 | 京都大学 | 博士課程学生 | ラオスと日本の養蜂文化の比較:ミツバチの誘引植物と人工誘引剤に着目して | 1年 | |
1649 | 畑中 綾子 (他1名) |
尚美学園大学 | 准教授 | 脳波等の計測による感情認識技術と障害者等の内心の自由 | 1年 | |
1650 | 広瀬 一隆 (他1名) |
京都府立医科大学 | 博士課程学生 | HPVワクチン接種対象者の意思決定に影響する価値観の調査・分析 | 1年 | |
1651 | 堀井 里子 | 国際教養大学 | 准教授 | 欧州渡航情報承認制度(ETIAS)とEU専門機関の役割:責任論の観点から | 1年 | |
1652 | 三重野 雄太郎 | 佛教大学 | 准教授 | ゲノム編集に関する法的ルール確立に向けた基礎的研究 −チェコにおける法的・倫理的・社会的状況− |
1年 |
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